# B2クラウドCSV出力 詳細マニュアル | 設定リファレンス・トラブルシューティング - KINTAUROS

> kintoneプラグイン「B2クラウドCSV出力」の詳細マニュアル。全設定項目のリファレンス(意味・制約値)、動作条件・制限事項、エラーコード別のトラブルシューティングを掲載。対象バージョン: v1.3.0。

元ページ: https://kintauros.com/plugins/b2cloud-csv/manual/

B2クラウドCSV出力は、kintoneの一覧画面からヤマト運輸「B2クラウド」の外部データ取り込み用CSV(基本レイアウト・95項目)をワンクリックで出力するプラグインです。このマニュアルでは、設定項目のリファレンスと、動作仕様・制限事項・トラブルシューティングを説明します。

機能紹介・画面イメージ・導入手順は[プラグイン紹介ページ](https://kintauros.com/plugins/b2cloud-csv/)を、ダウンロードは[ダウンロードページ](https://kintauros.com/download/)をご覧ください。このマニュアルは[Markdown版](index.md)でも提供しており、全プラグインのメタ情報と設定スキーマは機械可読な[catalog.json](https://kintauros.com/catalog.json)から取得できます。

## 基本情報

- **プラグインID**: b2cloud-csv

- **対象バージョン**: v1.3.0(配布中の最新版)

- **カテゴリ**: 帳票・自動化

- **説明**: 一覧のレコードをヤマト運輸B2クラウド取込用CSVとして出力します。

## 動作条件

- **対応環境**: kintone スタンダードコース(デスクトップ版UI)。最新版の Chrome / Edge / Safari / Firefox に対応。

- **動作画面**: レコード一覧画面。ヘッダー部分に出力ボタンを表示します。

- **出力形式**: B2クラウド「外部データ取り込み基本レイアウト」(95項目)のCSV。文字コードは Shift_JIS(既定)/ UTF-8(BOM付き)、囲み文字あり/なしを選択可。1行目は項目名のタイトル行。

- **外部サービス**: B2クラウドはヤマト運輸株式会社のサービスです。ご利用にはヤマトビジネスメンバーズの契約が必要です。本プラグインはヤマト運輸株式会社の提供物ではありません。

## 設定項目リファレンス

プラグイン設定の全項目です。「項目」は設定データ(エクスポートファイルの config)のキーを表し、[] は配列の要素を意味します。設定画面での入力項目と1対1に対応します。この構造の正式な定義はJSON Schema([catalog.json](https://kintauros.com/catalog.json) の configSchema)として公開しています。

- **項目**: 型 / 必須 / 説明・制約

- **mapping**: オブジェクト / 必須 / 項目マッピング / キーは B2クラウドCSV の列番号(0始まりの文字列)。値は { "type": "field", "field": "<フィールドコード>" } または { "type": "const", "value": "<固定値>" }。固定値には {フィールドコード} と {TODAY} が使える。列の定義(番号・名称・必須)は plugin/js/b2layout.js の COLUMNS を参照。

- **options**: オブジェクト / 任意 / 出力オプション

- **options.encoding**: 文字列 / 任意 / 文字コード / sjis = Shift_JIS(推奨・B2クラウド標準) / utf8 = UTF-8(BOM付き)。省略時は sjis。 / 値: sjis | utf8

- **options.quote**: 文字列 / 任意 / 囲み文字 / all = ダブルクォーテーション(推奨) / none = なし。省略時は all。 / 値: all | none

- **updates**: オブジェクト / 任意 / 出力済みレコードの更新

- **updates.enabled**: 真偽値 / 任意 / CSV出力後にレコードを更新する

- **updates.rows**: 配列 / 任意 / 更新するフィールドと値

- **updates.rows[].field**: 文字列 / 必須 / 更新するフィールドコード / 1文字以上 / 対応フィールド型: SINGLE_LINE_TEXT, MULTI_LINE_TEXT, NUMBER, DATE, DATETIME, TIME, DROP_DOWN, RADIO_BUTTON, CHECK_BOX, MULTI_SELECT, LINK

- **updates.rows[].value**: 文字列 / 任意 / 更新値 / {TODAY} などのプレースホルダが使える(例: 出力済み)。

## 設定のポイント

- 項目マッピングのキーはB2クラウドCSVの列番号(0始まりの文字列)です。設定画面では列名で表示されるため、通常は列番号を意識する必要はありません。

- ★の付いた項目(送り状種類など)は必須です。

- 固定値には {フィールドコード} でレコードの値を、{TODAY} で出力日を埋め込めます。

- お届け先住所(列11)・ご依頼主住所(列22)は最大3フィールド(都道府県・市区郡町村・町番地)を指定でき、セル内改行で連結して出力されます(空の要素は省かれます)。

## 動作仕様

- 出力対象は一覧の絞り込み条件に一致する全レコードです(表示中のページに関係なく全件)。10,000件を超えるレコードにも対応しています。

- 「出力済みレコードの更新」を有効にすると、CSV出力後に対象レコードの指定フィールドへ値(例: 出力済み)を一括登録します。「未出力のみ」の絞り込みと組み合わせると二重出力を仕組みで防げます。

- 出力・更新の完了後は件数がダイアログで表示され、更新した場合は一覧が再読み込みされます。

## 制限事項・既知の仕様

- モバイルアプリの画面では動作しません(デスクトップ版UIのみ)。

- Shift_JISで表現できない文字(一部の環境依存文字など)が含まれると出力エラーになります。該当文字を修正するか、文字コードをUTF-8に変更してください(B2クラウド側の取り込み設定との整合にご注意ください)。

- 「出力済みレコードの更新」には、実行するユーザーに対象レコードの編集権限が必要です。

## 設定のインポート / エクスポート

プラグイン設定画面の上部にある「設定のインポート / エクスポート」から、現在の設定をJSONファイルとして書き出し(エクスポート)、別のアプリで読み込み(インポート)できます。検証用アプリから本番アプリへの設定コピーや、バックアップ・復元にご利用ください。

- インポートは取り込む内容の差分を確認してから「設定画面に反映」し、最後に「保存」を押して確定します(反映しただけでは保存されません)。

- 読み込んだファイルはブラウザ内で処理され、KINTAUROSのサーバーには送信されません。

- 別のアプリの設定を取り込んだ場合、このアプリに存在しないフィールドは警告として一覧表示されるので、反映後に該当箇所を選び直してください。

エクスポートファイルは次の形式(封筒形式)です。config の中身が設定本体で、その構造は上の設定項目リファレンスのとおりです。

```
{
  "kintauros": "config/v1",
  "plugin": "<プラグインID>",
  "pluginName": "<プラグイン名>",
  "pluginVersion": "<バージョン>",
  "exportedAt": "<書き出し日時(ISO 8601)>",
  "sourceApp": "<書き出し元アプリID>",
  "config": { ... 設定本体 ... }
}
```

### AIエージェント向け: ブラウザコンソールAPI

各プラグインは共通ランタイム window.KINTAUROS を搭載しており、ブラウザの開発者コンソールから設定の読み取り・検証・保存ができます。設定の保存(save: true)はkintoneの制約上、プラグイン設定画面でのみ成功します。

```
KINTAUROS.config.plugins()                   // このページのKINTAUROSプラグインID一覧
KINTAUROS.config.describeAll()               // 同居プラグインすべての設定サマリ
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').schema()    // 設定のJSON Schema
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').export()    // 現在の設定(封筒つき)
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').validate(x) // 保存せず検証
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').diff(x)     // 現在の設定との差分
await KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').import(x, { save: true }) // 検証して保存(設定画面のみ)
```

登録が1件だけのページでは of(...) を省略できます(例: KINTAUROS.config.export())。

## トラブルシューティング

**「出力対象のレコードがありません」と表示される**

一覧の絞り込み条件に一致するレコードが0件です。絞り込み条件を確認してください。

**「CSV出力中にエラーが発生しました」と表示される**

メッセージ末尾の詳細を確認してください。文字コードがShift_JISのとき、Shift_JISで表現できない文字が含まれていると失敗します。該当レコードの文字を修正するか、出力オプションの文字コードをUTF-8にしてください。

**B2クラウドへの取り込みで列がずれる・エラーになる**

出力CSVの1行目は項目名のタイトル行です。B2クラウド側の取り込み設定(タイトル行の有無・囲み文字・文字コード)がプラグインの出力オプションと一致しているか確認してください。

**出力後にレコードが「出力済み」にならない**

設定の「出力済みレコードの更新」が有効か、更新するフィールドが設定されているか、実行ユーザーに対象レコードの編集権限があるかを確認してください。

## エラーコードと診断情報

B2クラウドCSV出力を含むKINTAUROSプラグインは、エラー発生時にブラウザのコンソールへ統一形式のログを出力します。人間向けの1行に続けて、機械可読なJSON(code / plugin / version / appId / message / doc)を出力し、doc には該当エラーの解説ページのURLが入ります。

```
[KINTAUROS <プラグインID>@<バージョン>] E001: 設定されたフィールドが見つかりません: ...
{"kintauros":{"code":"E001","plugin":"...","version":"...","appId":"...","message":"...","doc":"https://kintauros.com/docs/errors/E001"}}
```

各エラーコードの意味と対処は[エラーコード一覧](https://kintauros.com/docs/errors/)を参照してください。また、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」から、環境・バージョン・ライセンス状態・直近のエラーを含む診断情報をコピーできます(レコードの内容や個人情報は含まれません)。お問い合わせの際はこの情報を添えてください。

## ライセンスについて

- 初回利用時は、プラグイン設定画面の「利用開始」ボタンから60日間の無料トライアルを開始できます(カード登録不要)。

- トライアル・契約の期限が切れるとプラグインの動作は停止し、画面に案内が表示されます。[料金プラン](https://kintauros.com/#pricing)から契約すると同じ設定のまま再開できます。

- ライセンス確認のための外部通信で送信されるのは、kintoneドメイン名・プラグインID・バージョンのみです。レコードの内容や個人情報が外部に送信されることはありません。

- ライセンスサーバーに一時的に接続できない場合も、プラグインは一定期間動作を継続する設計です。

## サポート

解決しない場合は[お問い合わせ](https://kintauros.com/contact/)からご連絡ください。その際、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」でコピーした診断情報を添えていただくと、調査がスムーズです。

最終更新: 2026-08-14 / 対象バージョン: v1.3.0
