カンバンボードは、kintoneのカスタマイズビューをドラッグ&ドロップで動かせるカンバンボードとして表示するプラグインです。カードを動かすだけでステータスと並び順が即時保存されます。このマニュアルでは、設定項目のリファレンスと、動作仕様・制限事項・トラブルシューティングを説明します。
| プラグインID | kanban |
|---|---|
| 対象バージョン | v1.6.0(配布中の最新版) |
| カテゴリ | 表示・見やすさ |
| 説明 | 一覧画面を、ドラッグ&ドロップで動かせるカンバンボードに切り替えます。 |
| 対応環境 | kintone スタンダードコース(デスクトップ版UI)。最新版の Chrome / Edge / Safari / Firefox に対応。 |
|---|---|
| 必要なフィールド | 列に使う「ドロップダウン」フィールドと、並び順を保存する「数値」フィールドが必要です。 |
| 必要なビュー | カンバン表示用の「カスタマイズビュー」を1つ作成します(ページネーションはオフを推奨)。 |
| 必要な権限 | ボードの表示はレコードの閲覧権限があれば可能。カードの移動などの操作にはレコードの編集権限が必要です。 |
プラグイン設定の全項目です。「項目」は設定データ(エクスポートファイルの config)のキーを表し、[] は配列の要素を意味します。設定画面での入力項目と1対1に対応します。この構造の正式な定義はJSON Schema(catalog.json の configSchema)として公開しています。
| 項目 | 型 | 必須 | 説明・制約 |
|---|---|---|---|
targetView | 文字列 | 必須 | 対象ビューのID カンバンを表示するカスタマイズビューのビューID(数値文字列)。ビュー名ではない。 1文字以上 |
columnField | 文字列 | 必須 | カラム分けフィールド カンバンの列になるドロップダウンフィールドのフィールドコード。 1文字以上 / 対応フィールド型: DROP_DOWN |
visibleColumns | 配列(文字列) | 任意 | 表示するカラム 表示する選択肢ラベル。空配列ならすべて表示。 |
sortField | 文字列 | 必須 | 並び順フィールド カード順序を保持する数値フィールドのフィールドコード。 1文字以上 / 対応フィールド型: NUMBER |
cardFields | 配列(文字列) | 必須 | カードに表示するフィールド 1〜5個。配列の順序がカード内の表示順。 1件以上 / 5件以内 / 1文字以上 |
colorRules | 配列 | 任意 | カードの色分け条件 上から順に評価され、最初に一致した色が適用される。value は日付条件では "TODAY" / "TODAY+n" / "TODAY-n" も可。 |
colorRules[].fieldCode | 文字列 | 必須 | 条件フィールドのコード 1文字以上 |
colorRules[].operator | 文字列 | 必須 | 演算子(=, !=, >, <, >=, <= など) |
colorRules[].value | 文字列 | 任意 | 比較値。日付は "TODAY" / "TODAY+n" / "TODAY-n"、ユーザーは "__LOGIN_USER__" も可 |
colorRules[].color | 文字列 | 必須 | カードの色 形式: ^#[0-9a-fA-F]{6}$ |
labelField | 文字列 | 任意 | ラベルとして表示するフィールド 複数選択・チェックボックスのフィールドコード。空なら使用しない。 対応フィールド型: MULTI_SELECT, CHECK_BOX |
labelColors | オブジェクト | 任意 | ラベルの色 キーは選択肢ラベル、値は色(#RRGGBB)。 |
プラグイン設定画面の上部にある「設定のインポート / エクスポート」から、現在の設定をJSONファイルとして書き出し(エクスポート)、別のアプリで読み込み(インポート)できます。検証用アプリから本番アプリへの設定コピーや、バックアップ・復元にご利用ください。
エクスポートファイルは次の形式(封筒形式)です。config の中身が設定本体で、その構造は上の設定項目リファレンスのとおりです。
{
"kintauros": "config/v1",
"plugin": "<プラグインID>",
"pluginName": "<プラグイン名>",
"pluginVersion": "<バージョン>",
"exportedAt": "<書き出し日時(ISO 8601)>",
"sourceApp": "<書き出し元アプリID>",
"config": { ... 設定本体 ... }
}
各プラグインは共通ランタイム window.KINTAUROS を搭載しており、ブラウザの開発者コンソールから設定の読み取り・検証・保存ができます。設定の保存(save: true)はkintoneの制約上、プラグイン設定画面でのみ成功します。
KINTAUROS.config.plugins() // このページのKINTAUROSプラグインID一覧
KINTAUROS.config.describeAll() // 同居プラグインすべての設定サマリ
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').schema() // 設定のJSON Schema
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').export() // 現在の設定(封筒つき)
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').validate(x) // 保存せず検証
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').diff(x) // 現在の設定との差分
await KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').import(x, { save: true }) // 検証して保存(設定画面のみ)
登録が1件だけのページでは of(...) を省略できます(例: KINTAUROS.config.export())。
カンバンボードを含むKINTAUROSプラグインは、エラー発生時にブラウザのコンソールへ統一形式のログを出力します。人間向けの1行に続けて、機械可読なJSON(code / plugin / version / appId / message / doc)を出力し、doc には該当エラーの解説ページのURLが入ります。
[KINTAUROS <プラグインID>@<バージョン>] E001: 設定されたフィールドが見つかりません: ...
{"kintauros":{"code":"E001","plugin":"...","version":"...","appId":"...","message":"...","doc":"https://kintauros.com/docs/errors/E001"}}
各エラーコードの意味と対処はエラーコード一覧を参照してください。また、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」から、環境・バージョン・ライセンス状態・直近のエラーを含む診断情報をコピーできます(レコードの内容や個人情報は含まれません)。お問い合わせの際はこの情報を添えてください。
解決しない場合はお問い合わせからご連絡ください。その際、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」でコピーした診断情報を添えていただくと、調査がスムーズです。
最終更新: 2026-08-14 / 対象バージョン: v1.6.0