# クイックフィルター 詳細マニュアル | 設定リファレンス・トラブルシューティング - KINTAUROS

> kintoneプラグイン「クイックフィルター」の詳細マニュアル。全設定項目のリファレンス(意味・制約値)、動作条件・制限事項、エラーコード別のトラブルシューティングを掲載。対象バージョン: v1.4.0。

元ページ: https://kintauros.com/plugins/quick-filter/manual/

クイックフィルターは、kintoneのレコード一覧画面の上部に検索ボックスを並べ、その場でレコードを絞り込めるプラグインです。このマニュアルでは、設定項目の完全なリファレンスと、動作仕様・制限事項・トラブルシューティングを説明します。

機能紹介・画面イメージ・導入手順は[プラグイン紹介ページ](https://kintauros.com/plugins/quick-filter/)を、ダウンロードは[ダウンロードページ](https://kintauros.com/download/)をご覧ください。このマニュアルは[Markdown版](index.md)でも提供しており、全プラグインのメタ情報と設定スキーマは機械可読な[catalog.json](https://kintauros.com/catalog.json)から取得できます。

## 基本情報

- **プラグインID**: quick-filter

- **対象バージョン**: v1.4.0(配布中の最新版)

- **カテゴリ**: 表示・見やすさ

- **説明**: 一覧画面に絞り込み欄を追加し、その場でレコードを絞り込みます。

## 動作条件

- **対応環境**: kintone スタンダードコース(デスクトップ版UI)。最新版の Chrome / Edge / Safari / Firefox に対応。モバイルアプリの画面には対応していません。

- **動作画面**: レコード一覧画面。一覧のヘッダースペースに検索UIを表示します。

- **対応フィールド**: 文字列(1行・複数行)・数値・日付・日時・ドロップダウン・ラジオボタン・ユーザー選択。数値・日付・日時は「from〜to」の範囲指定に対応。

- **必要な事前準備**: 特になし(絞り込みたいフィールドがアプリに存在していれば設定できます)。

## 設定項目リファレンス

プラグイン設定の全項目です。「項目」は設定データ(エクスポートファイルの config)のキーを表し、[] は配列の要素を意味します。設定画面での入力項目と1対1に対応します。この構造の正式な定義はJSON Schema([catalog.json](https://kintauros.com/catalog.json) の configSchema)として公開しています。

- **項目**: 型 / 必須 / 説明・制約

- **fields**: 配列 / 必須 / 絞り込み対象フィールド / 一覧画面に絞り込み欄として表示するフィールド。配列の順序がそのまま画面上の表示順になる。 / 1件以上

- **fields[].code**: 文字列 / 必須 / フィールドコード / 対象アプリに実在するフィールドコード。 / 1文字以上 / 対応フィールド型: DROP_DOWN, RADIO_BUTTON, DATE, DATETIME, SINGLE_LINE_TEXT, NUMBER, MULTI_LINE_TEXT, USER_SELECT

- **fields[].label**: 文字列 / 必須 / 表示ラベル / 絞り込み欄の見出し。通常はフィールド名と同じ。

- **fields[].type**: 文字列 / 必須 / フィールド型 / 絞り込みUIの種類を決める。対象フィールドの実際の型と一致させること。 / 値: DROP_DOWN | RADIO_BUTTON | DATE | DATETIME | SINGLE_LINE_TEXT | NUMBER | MULTI_LINE_TEXT | USER_SELECT

## 動作仕様

- 設定した順序どおりに絞り込み欄が一覧画面上部へ並びます。複数の欄に条件を入れた場合はAND条件(すべての条件を満たすレコード)で絞り込まれます。

- 検索後のURLには条件が反映されます。URLをブックマークすれば自分専用の絞り込みとして再利用でき、URLを共有すれば他のメンバーも同じ絞り込み結果を開けます。

- kintone標準の絞り込み・一覧設定には影響しません。画面上に検索UIを追加する機能であり、既存の一覧やアプリの動作はそのまま使えます。

- ドロップダウン・ラジオボタンの選択肢とユーザー一覧は画面表示時に取得され、ブラウザにキャッシュされます(選択肢はセッション中、ユーザー一覧は当日中)。

## 制限事項・既知の仕様

- モバイルアプリの画面では動作しません(デスクトップ版UIのみ)。

- 絞り込み欄を表示できるのは対応フィールド型のみです(チェックボックス・複数選択・ルックアップのコピー先などは対象外)。

- 設定が未設定(絞り込み対象フィールドが0件)の場合、一覧画面には何も表示されません(エラーにもなりません)。

## 設定のインポート / エクスポート

プラグイン設定画面の上部にある「設定のインポート / エクスポート」から、現在の設定をJSONファイルとして書き出し(エクスポート)、別のアプリで読み込み(インポート)できます。検証用アプリから本番アプリへの設定コピーや、バックアップ・復元にご利用ください。

- インポートは取り込む内容の差分を確認してから「設定画面に反映」し、最後に「保存」を押して確定します(反映しただけでは保存されません)。

- 読み込んだファイルはブラウザ内で処理され、KINTAUROSのサーバーには送信されません。

- 別のアプリの設定を取り込んだ場合、このアプリに存在しないフィールドは警告として一覧表示されるので、反映後に該当箇所を選び直してください。

エクスポートファイルは次の形式(封筒形式)です。config の中身が設定本体で、その構造は上の設定項目リファレンスのとおりです。

```
{
  "kintauros": "config/v1",
  "plugin": "<プラグインID>",
  "pluginName": "<プラグイン名>",
  "pluginVersion": "<バージョン>",
  "exportedAt": "<書き出し日時(ISO 8601)>",
  "sourceApp": "<書き出し元アプリID>",
  "config": { ... 設定本体 ... }
}
```

### AIエージェント向け: ブラウザコンソールAPI

各プラグインは共通ランタイム window.KINTAUROS を搭載しており、ブラウザの開発者コンソールから設定の読み取り・検証・保存ができます。設定の保存(save: true)はkintoneの制約上、プラグイン設定画面でのみ成功します。

```
KINTAUROS.config.plugins()                   // このページのKINTAUROSプラグインID一覧
KINTAUROS.config.describeAll()               // 同居プラグインすべての設定サマリ
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').schema()    // 設定のJSON Schema
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').export()    // 現在の設定(封筒つき)
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').validate(x) // 保存せず検証
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').diff(x)     // 現在の設定との差分
await KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').import(x, { save: true }) // 検証して保存(設定画面のみ)
```

登録が1件だけのページでは of(...) を省略できます(例: KINTAUROS.config.export())。

## トラブルシューティング

**一覧画面に検索ボックスが表示されない**

(1)プラグイン設定で絞り込み対象フィールドが1つ以上保存されているか、(2)設定保存後に「アプリを更新」を実行したか、(3)ライセンスが有効か(期限切れの場合は画面上部に案内が表示されます)を確認してください。設定が空の場合は仕様として何も表示されません。

**設定していたフィールドを削除したら「設定されたフィールドが見つかりません」と表示される**

エラーコード E001 です。フォームの変更で絞り込み対象フィールドが削除またはフィールドコード変更されると発生します。プラグイン設定画面を開き、存在するフィールドを選び直して保存し、アプリを更新してください。詳細は E001 のエラーページを参照してください。

**検索してもヒットするはずのレコードが出てこない**

設定した「フィールド型」が実際のフィールドの型と一致しているか確認してください。型が一致していないと正しいクエリが組み立てられません。設定画面でフィールドを選び直すと型は自動で設定されます。

## エラーコードと診断情報

クイックフィルターを含むKINTAUROSプラグインは、エラー発生時にブラウザのコンソールへ統一形式のログを出力します。人間向けの1行に続けて、機械可読なJSON(code / plugin / version / appId / message / doc)を出力し、doc には該当エラーの解説ページのURLが入ります。

```
[KINTAUROS <プラグインID>@<バージョン>] E001: 設定されたフィールドが見つかりません: ...
{"kintauros":{"code":"E001","plugin":"...","version":"...","appId":"...","message":"...","doc":"https://kintauros.com/docs/errors/E001"}}
```

各エラーコードの意味と対処は[エラーコード一覧](https://kintauros.com/docs/errors/)を参照してください。また、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」から、環境・バージョン・ライセンス状態・直近のエラーを含む診断情報をコピーできます(レコードの内容や個人情報は含まれません)。お問い合わせの際はこの情報を添えてください。

## ライセンスについて

- 初回利用時は、プラグイン設定画面の「利用開始」ボタンから60日間の無料トライアルを開始できます(カード登録不要)。

- トライアル・契約の期限が切れるとプラグインの動作は停止し、画面に案内が表示されます。[料金プラン](https://kintauros.com/#pricing)から契約すると同じ設定のまま再開できます。

- ライセンス確認のための外部通信で送信されるのは、kintoneドメイン名・プラグインID・バージョンのみです。レコードの内容や個人情報が外部に送信されることはありません。

- ライセンスサーバーに一時的に接続できない場合も、プラグインは一定期間動作を継続する設計です。

## サポート

解決しない場合は[お問い合わせ](https://kintauros.com/contact/)からご連絡ください。その際、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」でコピーした診断情報を添えていただくと、調査がスムーズです。

最終更新: 2026-08-14 / 対象バージョン: v1.4.0
