自動採番&一括採番は、レコード保存時に「A-2026-0001」のような書式で自動採番し、既存レコードへの一括採番にも対応するプラグインです。採番の現在値は採番マスタアプリで一元管理します。このマニュアルでは、設定項目のリファレンスと、動作仕様・制限事項・トラブルシューティングを説明します。
| プラグインID | autonum |
|---|---|
| 対象バージョン | v2.4.0(配布中の最新版) |
| カテゴリ | 帳票・自動化 |
| 説明 | 保存時に自動で採番し、一覧画面から一括採番も実行します。 |
| 対応環境 | kintone スタンダードコース(デスクトップ版UI)。最新版の Chrome / Edge / Safari / Firefox に対応。 |
|---|---|
| 動作画面 | レコードの新規保存時(自動採番)と、レコード一覧画面の「一括採番」ボタン。 |
| 必要なアプリ | 採番の現在値を管理する「採番マスタアプリ」が別途必要です(「ターゲットアプリID」「現在の最新番号」「現在のプレフィックス」フィールドを使用)。 |
| 必要な権限 | 保存するユーザーにマスタアプリの閲覧・更新権限が必要です。権限を付与しない場合は、APIトークンによるプロキシ連携(設定画面のAPIトークン設定)を使用できます。 |
プラグイン設定の全項目です。「項目」は設定データ(エクスポートファイルの config)のキーを表し、[] は配列の要素を意味します。設定画面での入力項目と1対1に対応します。この構造の正式な定義はJSON Schema(catalog.json の configSchema)として公開しています。
| 項目 | 型 | 必須 | 説明・制約 |
|---|---|---|---|
managerAppId | 文字列 | 必須 | マスタアプリID 採番の現在値を管理するアプリのID。 形式: ^[0-9]+$ |
initialNumber | 文字列 | 任意 | 採番の初期値 マスタアプリに採番レコードが既にある場合は無視される(isInitialNumberDisabled=1)。 形式: ^[0-9]+$ |
isInitialNumberDisabled | 文字列 | 任意 | 初期値入力が無効か(保存時に自動判定。手で編集しない) 値: 0 | 1 |
autoNumberingFieldcode | 文字列 | 必須 | 採番結果を保存するフィールドコード 1文字以上 / 対応フィールド型: SINGLE_LINE_TEXT |
format | 文字列 | 必須 | 採番書式 numbering=番号のみ / dateNumbering=日付+番号 / dateTextNumbering=日付+テキスト+番号 / textNumbering=テキスト+番号 / textDateNumbering=テキスト+日付+番号。 値: numbering | dateNumbering | dateTextNumbering | textNumbering | textDateNumbering |
format1 | 文字列 | 任意 | 書式の第1要素(保存時に自動算出。手で編集しない) |
format2 | 文字列 | 任意 | 書式の第2要素(保存時に自動算出。手で編集しない) |
format3 | 文字列 | 任意 | 書式の第3要素(保存時に自動算出。手で編集しない) |
dateFormat | 文字列 | 任意 | 日付書式 YYYY / YY / MM / DD の組み合わせ(例: YYYYMMDD)。日付を使わない書式では "null"。 |
text | 文字列 | 任意 | テキスト(プレフィックス) 連結記号(-, _)と HTML 特殊文字は使用不可。 |
preview | 文字列 | 任意 | 採番例のプレビュー(保存時に自動算出。手で編集しない) |
timing | 文字列 | 任意 | 採番リセットのタイミング none=リセットしない / yearly=年ごと / monthly=月ごと / daily=日ごと。 値: none | yearly | monthly | daily |
connective | 文字列 | 必須 | 連結記号 値: - | _ |
useProxy | 文字列 | 任意 | APIトークン連携を使うか(保存時に自動判定。手で編集しない) 1 のとき一括採番が kintone のプロキシ設定に登録された API トークンを使う。 値: 0 | 1 |
numOfDigit | 文字列 | 任意 | 採番の桁数(ゼロ埋め) 形式: ^[0-9]+$ |
useBulkNumberingButton | 文字列 | 任意 | 一覧の一括採番ボタンを使うか use=使用する / notUse=使用しない(値は camelCase)。 値: use | notUse |
プラグイン設定画面の上部にある「設定のインポート / エクスポート」から、現在の設定をJSONファイルとして書き出し(エクスポート)、別のアプリで読み込み(インポート)できます。検証用アプリから本番アプリへの設定コピーや、バックアップ・復元にご利用ください。
エクスポートファイルは次の形式(封筒形式)です。config の中身が設定本体で、その構造は上の設定項目リファレンスのとおりです。
{
"kintauros": "config/v1",
"plugin": "<プラグインID>",
"pluginName": "<プラグイン名>",
"pluginVersion": "<バージョン>",
"exportedAt": "<書き出し日時(ISO 8601)>",
"sourceApp": "<書き出し元アプリID>",
"config": { ... 設定本体 ... }
}
各プラグインは共通ランタイム window.KINTAUROS を搭載しており、ブラウザの開発者コンソールから設定の読み取り・検証・保存ができます。設定の保存(save: true)はkintoneの制約上、プラグイン設定画面でのみ成功します。
KINTAUROS.config.plugins() // このページのKINTAUROSプラグインID一覧
KINTAUROS.config.describeAll() // 同居プラグインすべての設定サマリ
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').schema() // 設定のJSON Schema
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').export() // 現在の設定(封筒つき)
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').validate(x) // 保存せず検証
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').diff(x) // 現在の設定との差分
await KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').import(x, { save: true }) // 検証して保存(設定画面のみ)
登録が1件だけのページでは of(...) を省略できます(例: KINTAUROS.config.export())。
自動採番&一括採番を含むKINTAUROSプラグインは、エラー発生時にブラウザのコンソールへ統一形式のログを出力します。人間向けの1行に続けて、機械可読なJSON(code / plugin / version / appId / message / doc)を出力し、doc には該当エラーの解説ページのURLが入ります。
[KINTAUROS <プラグインID>@<バージョン>] E001: 設定されたフィールドが見つかりません: ...
{"kintauros":{"code":"E001","plugin":"...","version":"...","appId":"...","message":"...","doc":"https://kintauros.com/docs/errors/E001"}}
各エラーコードの意味と対処はエラーコード一覧を参照してください。また、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」から、環境・バージョン・ライセンス状態・直近のエラーを含む診断情報をコピーできます(レコードの内容や個人情報は含まれません)。お問い合わせの際はこの情報を添えてください。
解決しない場合はお問い合わせからご連絡ください。その際、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」でコピーした診断情報を添えていただくと、調査がスムーズです。
最終更新: 2026-08-14 / 対象バージョン: v2.4.0