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フィールド表示・編集制御 詳細マニュアル

フィールド表示・編集制御は、フィールドの値・ログインユーザー・日付を条件に、フィールドごとの編集可/編集不可/非表示を自動で切り替えるプラグインです。このマニュアルでは、設定項目のリファレンスと、動作仕様・制限事項・トラブルシューティングを説明します。

機能紹介・画面イメージ・導入手順はプラグイン紹介ページを、ダウンロードはダウンロードページをご覧ください。このマニュアルはMarkdown版でも提供しており、全プラグインのメタ情報と設定スキーマは機械可読なcatalog.jsonから取得できます。

基本情報

プラグインIDfield-control
対象バージョンv2.1.0(配布中の最新版)
カテゴリ表示・見やすさ
説明指定した条件に応じて、フィールドを編集可・編集不可・非表示に切り替えます。

動作条件

対応環境kintone スタンダードコース(デスクトップ版UI)。最新版の Chrome / Edge / Safari / Firefox に対応。
動作画面編集可/編集不可はレコードの追加画面・編集画面(画面ごとに適用可否を指定可)。非表示は一覧・詳細・追加・編集のすべての画面に適用。
対象フィールド文字列・数値・日付・選択系・ユーザー選択などの入力フィールド。添付ファイル・リッチエディターは非表示のみ対応(kintoneの仕様上、編集不可にはできません)。計算・テーブル・グループなどは対象外。

設定項目リファレンス

プラグイン設定の全項目です。「項目」は設定データ(エクスポートファイルの config)のキーを表し、[] は配列の要素を意味します。設定画面での入力項目と1対1に対応します。この構造の正式な定義はJSON Schema(catalog.json の configSchema)として公開しています。

項目型必須説明・制約
settings配列必須設定(優先度順)
1件以上
settings[].screensオブジェクト任意編集可/不可の適用画面
action が enable/disable のときに適用する画面。hide は常に全画面に適用される。
settings[].screens.add真偽値任意追加画面
settings[].screens.edit真偽値任意編集画面
settings[].targets配列必須対象フィールドと状態
1件以上
settings[].targets[].fieldCode文字列必須フィールドコード
1文字以上
settings[].targets[].action文字列必須状態
enable = 編集可 / disable = 編集不可 / hide = 非表示。
値: enable | disable | hide
settings[].conditionオブジェクト必須適用条件
settings[].condition.mode文字列必須always = すべてのレコードに適用 / conditions = rules の条件を満たす場合のみ適用。
値: always | conditions
settings[].condition.logic文字列任意複数条件の結合方法。省略時は and。
値: and | or
settings[].condition.rules配列任意-
settings[].condition.rules[].fieldCode文字列必須条件フィールドのコード
1文字以上
settings[].condition.rules[].operator文字列必須値: equals | not_equals | contains | not_contains | gt | gte | lt | lte | empty | not_empty
settings[].condition.rules[].valueType文字列任意const = 固定値 / func = 関数(LOGINUSER() / TODAY() / NOW())。empty / not_empty では不要。
値: const | func
settings[].condition.rules[].value文字列任意比較する値。valueType が func のときは LOGINUSER() / TODAY() / NOW() のいずれか。

設定のポイント

  • 複数の設定が同じフィールドに該当した場合は、配列の先頭(画面では上)にある設定が優先されます(kintoneのアクセス権と同じ考え方)。
  • condition.mode を always にするとすべてのレコードに適用、conditions にすると rules の条件を満たす場合のみ適用されます。複数条件は logic(and/or)で結合します。
  • 条件の値には固定値のほか、valueType=func で LOGINUSER() / TODAY() / NOW() の関数が使えます。empty / not_empty 演算子では値は不要です。
  • 空の値と比較したい場合は、値を空欄にするのではなく「空である(empty)/空でない(not_empty)」演算子を使ってください。

動作仕様

  • 条件に一致すると、編集不可のフィールドはグレーアウトし、非表示のフィールドは画面から隠れます。
  • hide(非表示)は常に全画面(一覧・詳細・追加・編集)に適用されます。enable/disable は screens で追加画面・編集画面ごとに適用可否を指定できます。
  • 一覧画面の非表示は該当セルの値を隠す方式で、列自体は表示されます。

制限事項・既知の仕様

  • モバイルアプリの画面では動作しません(デスクトップ版UIのみ)。
  • 画面上の制御であり、REST APIやCSV書き出し・取り込みによる取得・更新は制限しません。厳密な権限制御にはkintone標準のアクセス権設定を併用してください。
  • 添付ファイル・リッチエディターは非表示のみ対応。計算・テーブル・グループなどは対象外です。

設定のインポート / エクスポート

プラグイン設定画面の上部にある「設定のインポート / エクスポート」から、現在の設定をJSONファイルとして書き出し(エクスポート)、別のアプリで読み込み(インポート)できます。検証用アプリから本番アプリへの設定コピーや、バックアップ・復元にご利用ください。

  • インポートは取り込む内容の差分を確認してから「設定画面に反映」し、最後に「保存」を押して確定します(反映しただけでは保存されません)。
  • 読み込んだファイルはブラウザ内で処理され、KINTAUROSのサーバーには送信されません。
  • 別のアプリの設定を取り込んだ場合、このアプリに存在しないフィールドは警告として一覧表示されるので、反映後に該当箇所を選び直してください。

エクスポートファイルは次の形式(封筒形式)です。config の中身が設定本体で、その構造は上の設定項目リファレンスのとおりです。

{
  "kintauros": "config/v1",
  "plugin": "<プラグインID>",
  "pluginName": "<プラグイン名>",
  "pluginVersion": "<バージョン>",
  "exportedAt": "<書き出し日時(ISO 8601)>",
  "sourceApp": "<書き出し元アプリID>",
  "config": { ... 設定本体 ... }
}

AIエージェント向け: ブラウザコンソールAPI

各プラグインは共通ランタイム window.KINTAUROS を搭載しており、ブラウザの開発者コンソールから設定の読み取り・検証・保存ができます。設定の保存(save: true)はkintoneの制約上、プラグイン設定画面でのみ成功します。

KINTAUROS.config.plugins()                   // このページのKINTAUROSプラグインID一覧
KINTAUROS.config.describeAll()               // 同居プラグインすべての設定サマリ
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').schema()    // 設定のJSON Schema
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').export()    // 現在の設定(封筒つき)
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').validate(x) // 保存せず検証
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').diff(x)     // 現在の設定との差分
await KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').import(x, { save: true }) // 検証して保存(設定画面のみ)

登録が1件だけのページでは of(...) を省略できます(例: KINTAUROS.config.export())。

トラブルシューティング

設定したのに制御が効かない
(1)同じフィールドに対するより上位(先頭側)の設定が優先されていないか、(2)適用画面(screens)の設定が現在の画面に合っているか、(3)設定保存後に「アプリを更新」したか、を確認してください。
設定保存時に「条件の値を入力してください」と表示される
空の値と比較する場合は、値を空欄にするのではなく「空である/空でない」演算子を使用してください。
非表示にしたのにデータが見えてしまう
本プラグインは画面上の制御です。REST APIやCSV書き出しによる取得は制限されません。厳密に見せない必要がある場合は、kintone標準のフィールドのアクセス権を併用してください。

エラーコードと診断情報

フィールド表示・編集制御を含むKINTAUROSプラグインは、エラー発生時にブラウザのコンソールへ統一形式のログを出力します。人間向けの1行に続けて、機械可読なJSON(code / plugin / version / appId / message / doc)を出力し、doc には該当エラーの解説ページのURLが入ります。

[KINTAUROS <プラグインID>@<バージョン>] E001: 設定されたフィールドが見つかりません: ...
{"kintauros":{"code":"E001","plugin":"...","version":"...","appId":"...","message":"...","doc":"https://kintauros.com/docs/errors/E001"}}

各エラーコードの意味と対処はエラーコード一覧を参照してください。また、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」から、環境・バージョン・ライセンス状態・直近のエラーを含む診断情報をコピーできます(レコードの内容や個人情報は含まれません)。お問い合わせの際はこの情報を添えてください。

ライセンスについて

  • 初回利用時は、プラグイン設定画面の「利用開始」ボタンから60日間の無料トライアルを開始できます(カード登録不要)。
  • トライアル・契約の期限が切れるとプラグインの動作は停止し、画面に案内が表示されます。料金プランから契約すると同じ設定のまま再開できます。
  • ライセンス確認のための外部通信で送信されるのは、kintoneドメイン名・プラグインID・バージョンのみです。レコードの内容や個人情報が外部に送信されることはありません。
  • ライセンスサーバーに一時的に接続できない場合も、プラグインは一定期間動作を継続する設計です。

サポート

解決しない場合はお問い合わせからご連絡ください。その際、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」でコピーした診断情報を添えていただくと、調査がスムーズです。

最終更新: 2026-08-14 / 対象バージョン: v2.1.0

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