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テーブル行からレコード追加 詳細マニュアル

テーブル行からレコード追加は、サブテーブルの各行を別アプリの独立したレコードとして一括登録し、2回目以降は追加・更新・削除を同期するプラグインです。このマニュアルでは、設定項目のリファレンスと、動作仕様・制限事項・トラブルシューティングを説明します。

機能紹介・画面イメージ・導入手順はプラグイン紹介ページを、ダウンロードはダウンロードページをご覧ください。このマニュアルはMarkdown版でも提供しており、全プラグインのメタ情報と設定スキーマは機械可読なcatalog.jsonから取得できます。

基本情報

プラグインIDtable-row-bulk-copy
対象バージョンv1.4.0(配布中の最新版)
カテゴリテーブル編集・連携
説明テーブルの各行を別アプリのレコードとして一括登録し、更新・削除も同期します。

動作条件

対応環境kintone スタンダードコース(デスクトップ版UI)。ゲストスペースにも対応。最新版の Chrome / Edge / Safari / Firefox に対応。
動作画面レコード詳細画面(一括登録ボタン)。
必要な権限実行するユーザーにコピー先アプリのレコード追加・編集・削除権限が必要です。

設定項目リファレンス

プラグイン設定の全項目です。「項目」は設定データ(エクスポートファイルの config)のキーを表し、[] は配列の要素を意味します。設定画面での入力項目と1対1に対応します。この構造の正式な定義はJSON Schema(catalog.json の configSchema)として公開しています。

項目型必須説明・制約
destAppId文字列必須コピー先アプリID
形式: ^[0-9]+$
destAppName文字列任意コピー先アプリ名
表示用の控え。ID が一致していれば名前は自動で最新化される。
sourceTable文字列必須コピー元テーブル
コピー元となるサブテーブルのフィールドコード。
1文字以上 / 対応フィールド型: SUBTABLE
destRecNoField文字列任意コピー先レコード番号の保存先
テーブル行内のフィールドコード。追加したレコードの番号を書き戻し、2回目以降は更新にする。空なら毎回新規追加。
対応フィールド型: SINGLE_LINE_TEXT, NUMBER
sourceRecNoField文字列任意コピー元レコード番号の保存先
コピー先アプリ側のフィールドコード。コピー元レコードの番号を保存する。空なら使用しない。
fieldMappings配列必須フィールドマッピング
1件以上
fieldMappings[].srcType文字列必須table = コピー元テーブル内のフィールド / record = テーブル外(レコード直下)のフィールド。
値: table | record
fieldMappings[].srcCode文字列必須コピー元フィールドコード
1文字以上
fieldMappings[].dstCode文字列必須コピー先アプリのフィールドコード
1文字以上

設定のポイント

  • destRecNoField(コピー先レコード番号の保存先)を指定すると、追加したレコードの番号がテーブル行に書き戻され、2回目以降のボタン実行は同期(追加・更新・削除)になります。空にすると毎回新規追加になります。
  • fieldMappings の srcType で、コピー元をテーブル内の列(table)にするか、テーブル外のレコード直下フィールド(record)にするかを行ごとに選べます。案件名・顧客名などをテーブル外から各レコードへ引き継げます。
  • テーブル行内の添付ファイルフィールドをマッピングすると、ファイルも自動でコピーされます。

動作仕様

  • 詳細画面のボタンを押すと、テーブルの各行がコピー先アプリのレコードとして一括登録されます。100件ずつ分割して処理するため、大量の明細でも安定して動作します。
  • 同期モード(destRecNoField 指定時)では、行の追加は新規登録、変更は上書き、削除された行はコピー先レコードの削除として反映されます。
  • 登録後は詳細画面に、コピー先アプリの該当レコード一覧へのリンクと件数が表示されます。

制限事項・既知の仕様

  • モバイルアプリの画面では動作しません(デスクトップ版UIのみ)。
  • コピー先アプリの権限(追加・編集・削除)が不足していると実行に失敗します。
  • コピー元とコピー先のフィールドは型に互換性が必要です(文字列→文字列、数値→数値など)。

設定のインポート / エクスポート

プラグイン設定画面の上部にある「設定のインポート / エクスポート」から、現在の設定をJSONファイルとして書き出し(エクスポート)、別のアプリで読み込み(インポート)できます。検証用アプリから本番アプリへの設定コピーや、バックアップ・復元にご利用ください。

  • インポートは取り込む内容の差分を確認してから「設定画面に反映」し、最後に「保存」を押して確定します(反映しただけでは保存されません)。
  • 読み込んだファイルはブラウザ内で処理され、KINTAUROSのサーバーには送信されません。
  • 別のアプリの設定を取り込んだ場合、このアプリに存在しないフィールドは警告として一覧表示されるので、反映後に該当箇所を選び直してください。

エクスポートファイルは次の形式(封筒形式)です。config の中身が設定本体で、その構造は上の設定項目リファレンスのとおりです。

{
  "kintauros": "config/v1",
  "plugin": "<プラグインID>",
  "pluginName": "<プラグイン名>",
  "pluginVersion": "<バージョン>",
  "exportedAt": "<書き出し日時(ISO 8601)>",
  "sourceApp": "<書き出し元アプリID>",
  "config": { ... 設定本体 ... }
}

AIエージェント向け: ブラウザコンソールAPI

各プラグインは共通ランタイム window.KINTAUROS を搭載しており、ブラウザの開発者コンソールから設定の読み取り・検証・保存ができます。設定の保存(save: true)はkintoneの制約上、プラグイン設定画面でのみ成功します。

KINTAUROS.config.plugins()                   // このページのKINTAUROSプラグインID一覧
KINTAUROS.config.describeAll()               // 同居プラグインすべての設定サマリ
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').schema()    // 設定のJSON Schema
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').export()    // 現在の設定(封筒つき)
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').validate(x) // 保存せず検証
KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').diff(x)     // 現在の設定との差分
await KINTAUROS.config.of('<プラグインID>').import(x, { save: true }) // 検証して保存(設定画面のみ)

登録が1件だけのページでは of(...) を省略できます(例: KINTAUROS.config.export())。

トラブルシューティング

実行時にエラーになる・一部の行だけ登録されない
エラーメッセージのAPIエラー内容を確認してください。よくある原因は、(1)コピー先アプリの追加・編集・削除権限の不足、(2)コピー先フィールドの削除・型変更、(3)コピー先アプリの必須フィールドがマッピングされていない、です。
同期したのに削除した行のレコードが残る
同期(削除の反映)は destRecNoField(コピー先レコード番号の保存先)を設定している場合のみ動作します。設定を確認し、テーブル行に番号が書き戻されているか確認してください。
2回目の実行で更新ではなく新規追加になってしまう
destRecNoField が未設定か、行のレコード番号列が空になっています。番号列の値を消すと対応関係が失われ、新規追加として扱われます。

エラーコードと診断情報

テーブル行からレコード追加を含むKINTAUROSプラグインは、エラー発生時にブラウザのコンソールへ統一形式のログを出力します。人間向けの1行に続けて、機械可読なJSON(code / plugin / version / appId / message / doc)を出力し、doc には該当エラーの解説ページのURLが入ります。

[KINTAUROS <プラグインID>@<バージョン>] E001: 設定されたフィールドが見つかりません: ...
{"kintauros":{"code":"E001","plugin":"...","version":"...","appId":"...","message":"...","doc":"https://kintauros.com/docs/errors/E001"}}

各エラーコードの意味と対処はエラーコード一覧を参照してください。また、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」から、環境・バージョン・ライセンス状態・直近のエラーを含む診断情報をコピーできます(レコードの内容や個人情報は含まれません)。お問い合わせの際はこの情報を添えてください。

ライセンスについて

  • 初回利用時は、プラグイン設定画面の「利用開始」ボタンから60日間の無料トライアルを開始できます(カード登録不要)。
  • トライアル・契約の期限が切れるとプラグインの動作は停止し、画面に案内が表示されます。料金プランから契約すると同じ設定のまま再開できます。
  • ライセンス確認のための外部通信で送信されるのは、kintoneドメイン名・プラグインID・バージョンのみです。レコードの内容や個人情報が外部に送信されることはありません。
  • ライセンスサーバーに一時的に接続できない場合も、プラグインは一定期間動作を継続する設計です。

サポート

解決しない場合はお問い合わせからご連絡ください。その際、プラグイン設定画面の「サポート用情報をコピー」でコピーした診断情報を添えていただくと、調査がスムーズです。

最終更新: 2026-08-14 / 対象バージョン: v1.4.0

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